福岡で家を建てよう。でも間取りで悩んでいる、という方いらっしゃいませんか?
私は一年中悩んでます。職業病ですね(笑)
この病を和らげようと賢人の意見を聞こうと思い、本を手に取りました。
それがこれ「日本文化私観 ブルーノ・タウト著」
このブルーノ・タウトという方、その筋の者には名の知れた(ヤ○ザじゃないよ)
20世紀初頭、建築界の巨匠なのですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・
同時に強烈な日本オタク(海外風にいうとギークでしょうか)でもあります。
そして、なんでそこまで他国の文化に熱くなれるんだ、というぐらいの熱血漢。
(いや、あったことないですけど・・・・文面がね、情熱的というかね)
で、ブルーノおじさん、本の中で日本の家のいいとこってどこ?て話をされてます。
すごーく要約して言うと、
( ゚ _ ゚ )「日本は土地が狭いし家も小さい!!うさぎ小屋とか揶揄されてるけど、
だからなんだよ!!( ゚ Д ゚)なんか工夫してていい感じじゃん!!
超ナウいよ!!日本人気づけよ!!( ゚ Д ゚)ゴラァ」
( ´ω` ) 「・・・・・・熱い、熱苦しいよブルーノおじさん。(´Д` ) 」
でもお金に余裕がない限り土地も家も狭くなるのは現代の福岡も一緒ですよね。
さらに、ブルーノおじさんは「工夫」されているいいところを語ります。
( ゚ _ ゚ )「床の間だよ!!ト・コ・ノ・マ!! 居室と便所・納戸を仕切る壁に飾りつけをする!!
この発想!!( ゚ Д ゚)この用と美を兼ね備えたプランニング!!ヤバイよ!!
小宇宙といってもいいゾ!!( ゚ Д ゚)オラァ」
( ´ω` ) 「・・・・・・はぁ。(´Д` ) 」
要するに狭い家に暮らしていると、どうしても居室のそばに便所・納戸が配置され、
衛生的、感覚的にいや―な感じを受けるもの。それを床の間を挟むことで緩和している、
と褒めているわけです。・・・・・・一応褒めているんです。
現代では床の間を作る家は少なくなりましたが、そのエッセンスを取り入れることは
可能ではないでしょうか。
ブルーノ・タウトはこういった工夫を日本建築の妙、「味」と表現しました。
みなさんも一緒に「味」のある家をつくりませんか?